求人広告の見方:「額面」と「手取り」
本当にしっかり求人情報サイトの見方も注意しなければならない問題はあります。実際に自分が勘違いをしていたら、そのまま面接官に質問することもなく、就職ということにもなってしまう訳です。後から自分の条件と違っていると思っても後の祭りです。そのままずっと妥協した生活を送り続けなければならないのです。
求人情報サイトで注意しなければならないポイントの一つは、額面、手取りの問題です。現在、就職活動をしている人たちも結構この違いを知らないで就職活動をやっているようですよ。非常に危険なスタイルです。まず額面とは、基本給に諸手当を含んだ金額のことです。そして手取りとは、所得税、住民税や社会保険料なども差し引いたお金のことを言います。額面と、手取りでは一般的には20%ほど違ってくることでしょう。
その表示されている給料の額が手取りか、額面か、ほとんどの求人情報サイトの場合、給料の額は額面でしょう。実際に私達が受け取る給料の額は、手取りである訳ですから、手取額がいくらか。そして何がどう引かれてそういう金額に至ったのかもしっかり把握しておきたいところです。額面給料に対して、 家族手当、住宅手当も含まれている場合もあります。求人情報サイトに給料の額が22万円となれば、おおよそ手取額は、2割減の17万円程度です。ただし、企業によって、引かれる内容は様々です。扶養家族の有無によっても変わってきます。社会保険が完備している企業程、額面と手取りに差が出てきます。
実際に、私達にとって手取りの意識が大事なことです。事前に判らないなら企業に確認することも、当然のことです。質問が出ない人たちほど、そのまま受け取れると思っているかもしれないですよね。