求人広告の見方:昇給、賞与の規定
現状の給料の額はこの程度。しかし我慢しようという気持ちは昇給が存在しているからです。今、それ程期待出来ない給料の額でも、昇給が明確であれば、私達は企業に意欲的に向かっていくことが出来るはずです。昇給とは、就業規則の絶対的必要項目になります。 実際には昇給に対して規定をしなければならないのです。しかし、昇給をさせなければいけないという問題とも違います。昇給を明確化させる方法の一つとして昇給させないと言うのもありなのです。なかなか昇給とは難しい言葉であり、企業の求人情報サイトなどで求人応募者に有利に取られないような工夫をしています。
つまり、イメージだけいい感じで、企業にとって有利な働く記載の仕方です。企業は、昇給と言うものの、一切経営困難に陥った場合など、求人応募者に昇給しようなんて思ってもいないのです。
昇給とは書くものの、昇給は義務でないという余韻も含まれた書き方をしている場合も結構多いので、それ以上、昇給に拘るのであればはっきりと確認が必要です。製造業と言っても大企業と、中小企業があり、中小企業の場合、そんなに簡単に積極的に昇給アップ出来るかと言えば、実現している企業の方が少ないです。 一旦上げた給与水準は下げてしまったら、二度と水準を下げることも難しいのです。昇給は4月に行うことがある・・・こんな企業が実際に多いようです。つまり、あがるかもしれないけど、あがらないかもしれないというモチベーションです。
しかし、求人応募者にとってもっと明確にしておきたい部分です。「昇給・賞与あり」非常に明確なようで、不明確ないらだたしい文面です。ただし、義務に従う建前として、このあり方は仕方ないのです。