求人広告の見方:第2新卒の定義
新卒、第二新卒・・・。新卒はみなさんおおよそ理解出来ても、第二新卒とは一体なんなのか、判らないと言う人たちも多いみたいですね。しかし、調査しても実際に第二新卒とは何をして第二新卒と言うのかはっきりとした定義も揃っていないようです。だから、注意しなければならない問題として求人情報サイトでも企業が勝手に第二新卒を使っている場合、自分がギリギリ該当しないケースにあてはまる場合もあるでしょう。
一般的に大体想像出来ることは第二新卒の場合、学校を卒業して三年以内の期間の人たちをさします。しかし、混乱してしまう事態として、入社して三年以内に、退職して社会経験の既にある人たちをさしたりもすることがあるようです。更に、卒業して、三年、全然就職活動もしないでいる人たちも、採用基準対象内であったりもします。
年齢にしてもその年齢基準を二十代におおよそ決めている企業もあれば、三十代まで大丈夫としている企業もあります。
なぜ、これ程までに、第二新卒の概念が抽象的なのか。ここには、新卒と、中途採用の間のゾーンが広いからです。その範囲をおおよそ、第二新卒とし、説明しやすい環境にしてようです。第二新卒の概念とは、中途採用程、企業は経験値を要求しない人たちです。逆に言えば中途採用とは、既に経験を要求されている人たちなのです。ひょっとしたら、未経験の人たちをすべて、第二新卒の概念に当てはめてもそれ程間違っているのではないのかもしれません。
第二新卒の概念にあてはめてもらうことが出来るから、多少求人応募者にはモラトリアムが与えられるのです。就職活動も一度失敗しても二度、三度挑戦する猶予がここに誕生したのかもしれません。